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講演&シンポジウム

松本若次の物語:二つの世界を生きた芸術家

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松本若次の物語:二つの世界を生きた芸術家

無料

「松本若次:二つの世界を生きた芸術家 ロサンゼルスと広島、1917年〜1944年」展を、若次の仕事の意味とコレクションの裏話を語るオンライン・プログラムとともにお楽しみください。キュレーターのデニス・リード、若次の孫娘であるカレン松本、元「中国新聞」記者の西本雅実らを迎え、若次の写真とレガシーについて座談会を行います。

Zoomでの開催で英日同時通訳がつきます。ご予約の際に日英希望の言語を記してください。

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2022年12月10日(土)

5:00 PM ~ 6:30 PM PST

Japanese American National Museum

100 North Central Avenue

Los Angeles, CA 90012

無料

「松本若次:二つの世界を生きた芸術家 ロサンゼルスと広島、1917年〜1944年」展を、若次の仕事の意味とコレクションの裏話を語るオンライン・プログラムとともにお楽しみください。キュレーターのデニス・リード、若次の孫娘であるカレン松本、元「中国新聞」記者の西本雅実らを迎え、若次の写真とレガシーについて座談会を行います。

Zoomでの開催で英日同時通訳がつきます。ご予約の際に日英希望の言語を記してください。

california humanities logo

このプロジェクトは全米人文科学基金のパートナーである非営利団体、カリフォルニア人文科学基金の支援によって実現しました。詳細はcalhum.orgをご覧ください。

メディア・スポンサー: The Rafu Shimpo

展覧会について:

「松本若次:二つの世界を生きた芸術家 ロサンゼルスと広島、1917年〜1944年」では、写真家、松本若次のレンズを通して撮影された、第二次世界大戦前のロサンゼルスの日系アメリカ人コミュニティーと、1945年の原爆投下前の広島の都市の生活を記録した貴重な写真の数々をご紹介します。

このオンライン展示会では、若次の孫娘にあたるカレン松本と本展のキュレーターであるデニス・リードによるエッセイをはじめ、年表、フォトギャラリー、受賞歴もあるJANMのワタセ・メディアアーツ・センターによる短編ドキュメンタリー映像、また教育アクティビティーなども紹介しています。

松本若次は、1889年7月17日、日本の広島県廿日市市の地御前に、松本若松とハル(旧姓元山)のもとに生まれました。若次は父の農園を手伝うため、カナダを経由してアメリカに渡りました。農園では畑作業をしたり収穫した作物をロサンゼルスまで車で運んだりしていましたが、若次はグラフィックアーティストになることを強く望んでいました。若次にとって幸運であったのは、父の若松が若次の妻テエに農園の経営の仕方を教えることにしたため、若次はロサンゼルスと広島で活躍するプロのカメラマンとなることができたのです。1965年、若次は76歳の時に地御前で亡くなりました。テエはその後も家族と暮らした家に住み続け、1995年に101歳でこの世を去りました。若次の撮影した写真は手付かずのままになっていましたが、2008年、松本の孫で自身も写真家である大内斉によって発見され、それらの写真の価値と重要性に気付いた大内が写真を広島市公文書館に寄贈することにしました。

日系アメリカ人の経験に対する理解と認識を深めていくため、当館にご支援をお願いいたします。

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