即日発表 - 2022年02月16日

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JANM

アマチ国定史跡法の上院可決を受けて


全米日系人博物館は、アマチ国定史跡法(H.R.2497)が米国上院を通過したことを祝います。アマチは、第二次世界大戦中の日系人強制収容所の一つで、約1万人が収容されました。アマチ保存のための超党派的な取り組みは、同地が国定歴史建造物に指定された2006年に始まりました。2018年、連邦上院で「アマチ調査法」が提出されると、その取り組みはさらに活発になりました。「アマチ調査法」は、同地の歴史的意義を評価し、国立公園制度に加える可能性を判断するための調査を行うよう内務省に指示する法案でした。これは「ジョン・D・ディンゲル・ジュニア保護、管理、およびレクリエーション法」の一部として2019年に署名され、法として成立しました。アマチは現在、アマチ保存協会によって管理されています。

H.R.2497の可決は、大統領令9066号の発令から80年目を迎える時期とも重なっており、日系アメリカ人に対する戦時中の不当な行為を、確実に後世へ伝えていくための大切な一歩です。「アマチは、内省の場であり、つながりの場であり、この国にとって重要な意味を持つ力強い場所です。この法案が上院で可決されたことは、全ての人に対する正義を確かにするための超党派的な取り組みの重要性を浮き彫りにします。アジア系へのヘイトの増加や現在の人種間の分断は、歴史的な記録を明らかにして今日の課題を解決するために、連帯し、歴史の教訓を活かしていかなくてはならないと私たちに強く意識させるものです。この先、アマチが国立公園局の一つとして認定される日を楽しみにしています」とアン・バロウズ館長兼CEO。

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