全米日系人博物館で理事長ノーマン・Y・ミネタ氏の生涯を称える「偲ぶ会」を開催

全米日系人博物館（JANM）は、6月25日（土）午前10時30分から正午（PDT）にかけて、JANMの理事長であったノーマン・Y. ミネタ氏を偲ぶ会を開催します。ミネタ長官は2022年5月3日（火）、メリーランド州エッジウォーターの自宅で逝去されました。

JANMは、ミネタ長官のリーダーシップと、全ての人のための公正さ、正義、自由の推進に貢献された多大な功績に敬意を表します。当館は、ミネタ長官の卓越した人生とレガシー、そして私たちのコミュニティーと、次の世代に向けて公正な未来を築くための終始一貫した献身を称えます。偲ぶ会には、どなたでも対面、またはオンラインでご参加いただけます。当日のJANMの開館時間は正午から午後5時（PDT）で、この日は入館料が終日無料となります。

「ノームを偲ぶ会を当館で開催できることを誇りに思います。ノームは民主主義の理想が守られない場合に何が起こりうるかを身をもって理解しており、その民主主義の理想が守られるよう生涯を捧げました。彼のアドボカシーとその個人的な経験は、JANMやアジア系アメリカ人コミュニティー、そして全米のコミュニティーが偏見や差別、分断に対しておそれず立ち向かうために力を与えてくれました。彼の光は私たち全員の中に生き続けています」とアン・バロウズJANM館長兼CEO。

偲ぶ会への対面参加はオンラインで事前に参加登録をお願いいたします。またライブストリームでもご視聴いただけます。対面参加の座席は事前参加登録者に対して、当日先着順でご案内します。当日は混雑が予想されますので、駐車や着席に十分な時間的余裕を見てご来館ください。午前9時45分より着席案内を開始します。メイン会場が満席の場合は、タテウチ・デモクラシー・フォーラムでライブストリームをご視聴いただけます。

JANMには専用駐車場がありませんので、近隣の公共駐車場をご利用ください。Japanese Village Plazaの駐車場とAiso Street Parking Garageが最も近い駐車場です。できるだけカープールでご来館ください。

ミネタ氏のレガシーと逝去についての詳細は、JANMの声明文をお読みください。また、ミネタ氏の思い出やメッセージをミネタ・レガシー・プロジェクトからご遺族にお寄せください。

「ノームは日系社会、アメリカ、そして世界にインスピレーションを与えてくれました。彼は前向きで進歩的な変化をもたらす原動力でした。彼はどんな人と会っても、その人の良い面を見つけました。皆さんからのノームについての思い出やメッセージを拝読できるのをとても楽しみにしています」と妻のダニエラ・ミネタさんは話しました。

香典やお花をお考えの方は、その代わりに、ノームの思い出に敬意を表して、彼の心に特別な位置を占めていた以下の組織へのご寄附をご検討ください、とミネタ家。

JANMは、日系人の経験を通してアメリカの多様性への理解と認識を促進しています。ミネタ氏は理事長を務めていました。

ミネタ・レガシー・プロジェクトは、ドキュメンタリー映画『ノーマン・ミネタとそのレガシー』を制作しました。この映画とカリキュラムを使って、彼の人生と貢献について学生たちに学習機会を提供しています。

ハートマウンテン・ワイオミング財団は、ミネタ氏が諮問委員会の名誉共同理事長を務めていた財団で、第二次世界大戦中の収容所を保存し、教育活動を行なっています。

ミネタ交通研究所は、安全性、効率性、利便性、アクセシビリティーを通じて、アメリカの交通システムにおける全ての人のモビリティを向上させるために活動しており、ミネタ氏はその創設者でした。

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全米日系人博物館（JANM）について

1985 年の設立より、JANM は日系アメリカ人の経験を共有することによって、アメリカの民族的・文化的多様性への理解と認識を深めています。ロサンゼルスのダウンタウン、歴史あるリトルトーキョー地区に位置する JANM は、伝統的な博物館のカテゴリーを超えたハイブリッドな施設で、日系アメリカ人の声を伝えるとともに、あらゆる人が自分たちのヘリテージや文化を探求できる場を提供することを目指しています。1992 年の一般公開以来、JANM は 70 展以上の展覧会を開催し、そのうち 17 展はアメリカのスミソニアン博物館やエリス島移民博物館をはじめ、日本や南米の主要な博物館など世界各地を巡回しました。当館についての詳細はjanm.org をご覧いただくか、ソーシャルメディア@jamuseum でフォローしてください。