即日発表 - 2021年03月03日

プレス連絡先:

Masako Miki - mmiki@janm.org - 213-830-5636

JANM

先日発生した破壊行為による被害を修復中の、東本願寺ロサンゼルス別院を支援します。


graphic of a teal buddhist structure, appears to be broken and falling backwards. In the corner right of the graphic, a group of people are pulling the weight of the broken fixture in attempts to save it. A yellow circle with red ring around it is behind the teal object. Background is beige.
Artwork by Rob Sato

全米日系人博物館(JANM)は、先日破壊行為による被害を受けた、リトルトーキョーののランドマークとして親しまれている東本願寺ロサンゼルス別院を支援し、心からお見舞い申し上げます。物理的な被害は現在修復が行われていますが、同時に、寺院とそのメンバー、訪問者の皆さんの心もまた癒されることを願っています。

信仰の場に対して破壊行為や暴力が行われても、アメリカ合衆国憲法によって保護されている信教の自由を傷つけることはできません。私たちの国はさまざまな信念と信仰が織りなす多様なキルトです。そのうちの一つに対して犯罪行為が行われるなら、それはパッチワーク全てを引き裂くものです。

2月25日、ガラス窓が粉々に砕かれ、金属製の灯籠2基が破壊され、木製の提灯台が放火されるなど、寺院は大きな被害を受けました。この犯罪行為については警察によって調査が行われているところですが、この事件はアジア系アメリカ人に対するヘイトクライム、差別、ハラスメントが危険なほどに増加している中で発生したものです。この不穏な連鎖を止めるために、今これらの事件について声をあげることが重要です。

仏教寺院、イスラム教のモスク、ユダヤ人のシナゴーグ、黒人教会、または信仰や信条の場に対する攻撃は、私たち全員を傷つけます。

「仏教の普遍的な智慧は、全ての存在が慈悲と平和の糸によって相互に結ばれていると教えてくれます。JANMは、その精神に則り、東本願寺との長年の友情と親交を毅然した態度で保っていきます」とJANM館長兼CEOであるアン・バロウズ。「東本願寺の灯籠は、常に全ての人を歓迎する標識として立っていなければなりません」。

寺院の修復を支援するファンドレイジングが行われています。https://www.gofundme.com/f/higashi

 

                 

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