1月19日(日) • 6 a.m.–10:15 a.m.(JST)
全米日系人博物館は、和歌山県立近代美術館との共催によるシンポジウム「トランスボーダー:和歌山からカリフォルニアへ」を開催します。このトランスナショナルなシンポジウムでは、太平洋をまたぐ移民と日系の歴史の保存について、日米の研究者らが発表します。本シンポジウムは「JANMとMOMAW:国境を越えた研究の深化を目指して」「和歌山における日系移民史の保存と継承」「太平洋を越える移民と文化的つながり」の3部構成です。
この催しは、英語と日本語同時通訳でオンライン配信いたします。
スケジュール
1:00 PM - 1:10 PM
ごあいさつ
6 a.m. (JST)
アン・バロウズ(全米日系人博物館館長兼CEO)
1:10 PM - 2:15 PM
セッション1––JANM とMOMAW:国境を越えた研究の深化を目指して
6:10 a.m.-7:15 a.m. (JST)
- 「和歌山からカリフォルニアへ:JANM コレクションをたどって」
クリステン・ハヤシ(全米日系人博物館キュレーター兼コレクション・マネージメント&アクセス担当ディレクター) - 「近代美術の収集から 移民史研究へのひろがり」
奥村一郎(和歌山県立近代美術館教育普及課長) - 「カリフォルニアから和歌山へ:美術を通じて移民史を見ること」
青木加苗(和歌山県立近代美術館主査学芸員)
2:15 PM - 3:30 PM
セッション2––和歌山における日系移民史の保存と継承
7:15 a.m.-8:30 a.m. (JST)
- 「移民と和歌山:紀州経済史文化史研究所の取り組み」
東 悦子(和歌山大学観光学部教授、国際観光学研究センター長、紀州経済史文化史研究所所員) - 「和歌山市民図書館 移民資料室について」
樋口日菜(和歌山市民図書館副館長、移民資料室担当・司書) - 「和歌山市立博物館所蔵のヘンリー杉本コレクション:「キャンプシーン」を伝える絵画」
山下奈津子(和歌山市立博物館学芸員) - 「海を越える太地」
櫻井敬人(太地町歴史資料室学芸員)
4:00 PM - 5:00 PM
セッション3–– 太平洋を越える移民と文化的つながり
9 a.m.-10 a.m. (JST)
- 「一世の魂をめぐる精神的闘争:初期リトルトーキョーにおける路傍伝道」
エミリ・アンダーソン(全米日系人博物館プロジェクト・キュレーター) - 「一世体験の光(ハイ)と影(ロウ):永原宵村の羅府小説に見る芸術と階級意識」
アンドリュー・ウェイ・レオン(カリフォルニア大学バークレー校英文学科准教授)
5:00 PM - 5:15 PM
閉会のごあいさつ
10 a.m. (JST)
三木昌子(全米日系人博物館渉外担当ディレクター)
主催:和歌山移民研究を軸とした国際交流事業実行委員会(和歌山県立近代美術館内)
令和6年度 Innovate MUSEUM事業採択事業