即日発表 - 2022年01月11日

プレス連絡先:

Masako Miki - mmiki@janm.org - 213-830-5636

JANM

全米日系人博物館は「歴史に敬意を払い、未来を再構想する」をテーマに開館30周年を祝います。


全米日系人博物館(JANM)は、ヒストリックビルディングでの1992年の開館から今年で30周年を迎えます。この歴史的な機会に、日系アメリカ人の経験を通して、アメリカの民族的・文化的多様性に対する理解と認識を深めていくというミッションを掲げて活動してきた、当館のこの30年のタイムリーでタイムレスな歩みを振り返ります。

JANMは過去30年以上にわたって、画期的な展覧会や教育ツアー、啓蒙的なパブリックプログラムなどによって、アメリカの分断に架橋する試みを続けてきました。当館における先駆的な展覧会には、2005年の「民主主義のための闘い」、2006年の「キップ・フルベック:キップ・フルベック:一部アジア系、100%ハパ」、2014年の「ハロー!ハローキティのスーパーキュートな世界を探検」(2014年)などがあります。

また、JANMは次の30年に向けて、歴史から得た教訓を生かし、21世紀のミュージアム体験を再構想し、次世代にインスピレーションを届け、コミュニティーのためにその居場所の道標として貢献していきます。

JANMは、フォード財団から「アメリカの文化財」の一つとして表彰されており、日系アメリカ人の経験を保存し、共有することに注力するアメリカ最大の博物館です。「30年にわたり、当館はアメリカの民族的・文化的多様性の理解と認識を深めてきました。また、JANMは歴史の教訓を極めて重要視しており、多様性や社会正義が脅かされることがあれば声を上げてきました」とアン・バロウズJANM館長兼CEO。

JANMは、30周年を記念して、インスピレーションに富んださまざまなパブリックプログラム、映画の回顧上映、特別イベント、楽しいアクティビティーなどを開催します。30周年アニバーサリー事業のクライマックスは、コミュニティーにポジティブな影響を与えている30歳未満の30人の新進チェンジメーカーを招待して行われる当館の毎年恒例のベネフィットイベントです。30周年アニバーサリーのプログラムについては、一年を通して随時 janm.org/30th-anniversary でご紹介します。
 


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1985年の設立より、全米日系人博物館(JANM)は日系アメリカ人の経験を共有することによって、アメリカの民族的・文化的多様性への理解と認識を深めています。ロサンゼルスのダウンタウン、歴史あるリトルトーキョー地区に位置するJANMは、伝統的な博物館のカテゴリーを超えたハイブリッドな施設で、日系アメリカ人の声を伝えるとともに、あらゆる人が自分たちのヘリテージや文化を探求できる場を提供することを目指しています。1992年の一般公開以来、JANMは70展以上の展覧会を開催し、そのうち17展はアメリカのスミソニアン博物館やエリス島移民博物館をはじめ、日本や南米の主要な博物館など世界各地を巡回しました。当館についての詳細はjanm.orgをご覧いただくか、ソーシャルメディア@jamuseumでフォローしてください。