渡邉デモクラシー・フェローシップ
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渡邉利三デモクラシー・フェローシップとは
「渡邉利三デモクラシー・フェローシップ」は、民主主義の価値や日米間の理解と協力を促すことによって、グローバルな民主主義を推進し、日米間の絆を強化することを目指すものです。
ロサンゼルスの全米日系人博物館(JANM)内、ダニエル・K・イノウエ民主主義保存全米センター(デモクラシーセンター)が行う「渡邉デモクラシー・フェローシップ」は、約2週間の訪米プログラムを中心とした日本の若いリーダーのためのリーダーシップ・トレーニング・プログラムです。アメリカの民主主義の現実と歴史、課題と取り組みについて学び、その担い手と対話することによって、より深い理解やパートナーシップ構築の機会を提供します。このフェローシップを通した日米間の関係構築により、グローバルな規模での民主主義を確固なものとし、個人の権利と自由、社会正義が尊重される社会づくりと、日米をはじめとする民主主義国家の連携によるグローバルな安定と繁栄を推進していきます。
多様性や公正さ、社会正義を実現する未来のために
日系アメリカ人の視点を通して、アメリカの民主主義の役割や課題について学びを深め、市民の政治参加について考えます。
多様なバックグラウンドを持つ誰もが自分らしく生きられる社会をつくるための社会的、文化的、経済的な取り組みを学びます。
日米の相互理解を促進し、両国の結束を強化することで、世界における民主主義の発展を後押しします。
全米日系人博物館(JANM)
JANMはロサンゼルスに位置する、日系アメリカ人の歴史を伝える非営利の博物館です。日系アメリカ人は、第二次世界大戦中にアメリカ政府による強制収容を経験しましたが、戦後、コミュニティーを再建するとともに、政府に謝罪と賠償を求める運動を起こし、それを実現しました。民主主義のもろさと重要性を体現する、こうした日系アメリカ人の経験を共有することにより、アメリカにおける民族的・文化的多様性に対する理解と認識を促進していくことがJANMのミッションです。さらに詳しく
ダニエル・K・イノウエ民主主義保存全米センター(デモクラシーセンター)
デモクラシーセンターは、日系人初のアメリカ連邦議員、故ダニエル・K・イノウエ氏の発案で設立された「民主主義の学びと実践の場」です。アジア系アメリカ人の過去と現在を通して、人種やアイデンティティー、社会正義、民主主義の実践についての学びと対話の機会を提供する、各種プログラムを開催しています。多様なバックグラウンドの人々が集い、ともに学ぶことで、意識の変化、地域社会や民主主義への参加を促し、人々が連帯できる、より良い社会を実現していきます。さらに詳しく
渡邉利三デモクラシー・フェローシップは起業家・慈善家である渡邉利三氏の寛大なご寄附に支えられています。
公益財団法人 渡邉財団 名誉会長
渡邉利三氏
1971年、慶應義塾大学在学中に奨学金を得て、アメリカのブランダイス大学に留学。その後、起業家となった自身の経験から、若者の教育機会や国際交流を促進するさまざまな団体に多額の寄附を行っている。2023年、日米の相互理解促進と日本文化継承への貢献が認められ、日本政府より「外務大臣表彰」を授与された。
2025年度「渡邉利三デモクラシー・フェローシップ」参加フェロー募集中
2024年度参加フェロー
より強固でしなやかな日米間のパートナーシップを構築し、グローバルな民主主義を推進するために
2024年より開始した「渡邉利三デモクラシー・フェローシップ」は、将来の日本のリーダーを対象としたリーダーシップ・トレーニング・プログラムです。フェローシップには、民主主義や多様性について学び、対話を持つ2週間の訪米プログラムが含まれます。