このインタラクティブな圧巻の新展示は、画期的なストーリーテリング・テクノロジーを用いており、来館者は第二次世界大戦の退役軍人であるローソン・イイチロウ・サカイと「話す」経験ができます。
この展覧会は、JANMがストーリーファイル社のテクノロジーを使い、非営利団体ジャパニーズ・アメリカン・ストーリーズの企画と共催によって開催するものです。この新しい展示は11月28日(日)午後10時(PST)、CBS「サンデーモーニング」のゴールデンタイムの1時間特別番組 「フォーエバー・ヤング:若さの泉を探して」で特集されました。
5日間におよんだ撮影で、サカイは1,000以上の質問に回答しました。彼のオーラル・ヒストリーは、その非凡な人生を余すところなく伝えます。サカイは、フランスのブリュイエール解放、「失われた大隊」救出、イタリアでのゴシックライン突破など、442連隊の全ての主要な作戦に参加し、4つのパープル・ハート勲章とブロンズ・スター勲章を授与されました。
インタビューはストーリーファイル社の「キャプチャー・テクノロジー」を用いて、サカイを中心に27台のカメラを360度配置して撮影されました。この特殊な撮影技術により、将来的にはホログラフィックな展示として映像を映し出すことができます。現在、JANMにおけるサカイの展示は、等身大のスクリーンで行っています。
ストーリーファイルのAIを活用した会話型映像テクノロジーは、実際にはそこにいない人物との対話を可能にします。来館者は、サカイに質問を投げかけ、サカイが質問を考え、答える様子を見ることができ、またサカイの話しぶりから彼の感情を読み取ることもできます。
あなたの質問をぜひサカイに尋ねてみてください。訊いてみたいことがすぐに思い付かない場合は、以下のような質問から始めてみてください。
- Where do you live?(お住まいはどこですか?)
- What do you remember about the bombing of Pearl Harbor?(真珠湾攻撃について何か覚えていますか?)
- What was life like after Pearl Harbor?(真珠湾攻撃後の生活はどんなものでしたか?)
- Were your parents scared after the attack on Pearl Harbor? (真珠湾攻撃後、ご両親は不安を感じていましたか?)
- What camp did you and your family go to?(あなたとご家族はどの収容所に行ったのですか?)
- What was it like living in Colorado? (コロラドではどんな生活を送りましたか?)
- When did you enlist or were you drafted? (いつ軍に入隊したのですか?それとも徴兵されたのですか?)
- What was it like to lose fellow soldiers? (仲間の兵士を失った時の気持ちは?)
- When you were young did you feel American? (若い頃、自分がアメリカ人だと感じていましたか?)
- Tell me about the smells of war. (戦争のにおいはどんなものですか?)
- If you could change one thing about the world what would it be?(この世界のことをひとつ変えられるとしたら、何を変えたいですか?)