即日発表 - 2025年01月24日

プレス連絡先:

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JANM

JANMは「敵ではなく隣人法」を支持します


注記:JANMの展示施設は改修のため休館しています。JANMのそのほかの施設や
館外の会場でプログラムは継続して参ります。詳細はjanm.org/OnTheGoをご覧ください。

全米日系人博物館(JANM)は、第119議会で早期に再提出される予定の「敵ではなく隣人法(Neighbors Not Enemies Act)」を支持しています。この法案は、第二次世界大戦中に、アメリカ市民権を持たなかった日系、ドイツ系、イタリア系移民3万1000人を強制収容するために使用された1798年の「敵性外国人法(Alien Enemies Act)」を廃止するものです。

「この法案を支持することは、元収容者が経験した深刻な被害を確認することであり、今後、他のグループが標的とされることがないよう保証する助けとなるとともに、メキシコ人、エルサルバドル人、ベネズエラ人移民を大量強制退去の対象とするという提案を含む、今後の反移民政策と闘うことにもつながります。また、日系ドイツ系、イタリア系収容者の経験に対する認識を深め、第二次世界大戦中の米国における強制収容の歴史を、次世代のために全国レベルで伝えていくことになります。この法案が上下両院で可決されることを願っています」と、全米日系人博物館(JANM)館長兼CEOであり、日系人収容所跡地コンソーシアムの議長を務めるアン・バロウズ。

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全米日系人博物館(JANM)について

1985 年の設立より、JANM は日系アメリカ人の経験を共有することによって、アメリカの民族的・文化的多様性への理解と認識を促進してきました。ロサンゼルスのダウンタウンの歴史あるリトルトーキョー地区に位置する JANM は、第二次世界大戦中の日系人の強制収容の苦難から得た教訓が忘れられることのないよう、公民権の擁護を目的とする中心的な存在であり続けています。スミソニアン協会の加盟館であり、「アメリカの文化財」にも選ばれているJANMは、伝統的な博物館の枠を超えたハイブリッドな施設として、歴史の中心であると同時に、芸術の中心でもあります。日系アメリカ人の声を伝えるとともに、全ての人々が自らが受け継ぐ価値や文化を探求できる場を提供しています。1992年の一般公開以来、JANM 館内では 100を超える 展覧会を開催するとともに、 40 の展覧会をスミソニアン博物館やエリス島博物館などの全米各地、ならびに日本や南米の主要な博物館に巡回させました。JANMの展示施設は2026年後半まで休館中ですが、その他のJANMの施設や各地でプログラムを実施しています(janm.org/OnTheGo)。JANMの最新の情報は、janm.org をご覧いただくか、ソーシャルメディア@jamuseum でフォローしてください。