伝える
一般運営資金の調達により、斬新な方法で物語を伝え、スマート技術を駆使して新しい体験を生み出し、当館のリソースを全米に共有し、学習の機会を提供する当館の力を強化します(3,250万ドル)。
使途を制限しない運営資金は、文字通り、博物館の明かりを灯し続けるために必要なものです。当館が日々の運営を続け、リノベーションの間も、プログラムや一般の方々が必要とする資料を提供し続けていけるのは、これらの資金のおかげです。博物館の活動を直接的に支えてくれるこの資金によって、私たちの約束を現実のものとし、より公正な未来のために情報を届け、民主主義の生き生きとした文化を作るための活動を続けていけます。
JANMのミッションの実現において、教育は私たちの活動の基盤です。博物館訪問の計り知れないインパクトや教室の外での学びの重要性は繰り返すまでもありません。日系アメリカ人の経験は、アメリカ憲法に記された「私たち人民は」の「私たち」が誰かということを理解する手助けをしてくれます。歴史は、偏見や差別が引き起こす分断に対してより効果的に立ち向かう方法を教えてくれます。当館の教育プログラムの根底には、子どもたちへの教育の重要さに対する強い信念があります。
「ローソン・イイチロウ・サカイのインタラクティブなストーリーファイル」
当館は、タイムリーで興味深いテーマを取り上げた特別展を多くの人々に届けたいと考えています。そうした展示は唯一無二の学びの機会となると共に、開催場所の地元や地域の来館者の物語や興味あるテーマを紹介するものとなります。「ローソン・イイチロウ・サカイのインタラクティブなストーリーファイル」のようなスマート技術を使ったバーチャルにおける新たな展開は、未来の世代の来館者が日系アメリカ人と会話を持ったり、そのレガシーについて学んだりすることを可能にしてくれます。
JANMの収蔵コレクションの美術作品
当館の核となるのは15万点以上の収蔵コレクションです。日系アメリカ人の歴史をたどる物や日記、手紙などに加えて、アーティストによる美術作品は、日系アメリカ人の歴史を体現し、その物語を伝えてくれるものです。だからこそ、これらのコレクションを未来の世代に確実に残していくことが、当館のミッションにとって重要なのです。
対面とバーチャルで開催しているイマーシブな一般向けプログラムは、インスピレーションを届け、学びの場を提供し、広い日系アメリカ人の経験や当館のミッションと皆様をつなぐものです。終日無料のファミリー・フェスティバル、展示に関連した一般向けプログラム、書籍の刊行記念イベント、映画の上映、コンサート、ダンスなど、当館のプログラムはアメリカの民族的・文化的多様性の理解と認識を促進するさまざまプログラムを行なっています。
「モダンデザインの巨匠たち:日系アメリカ人の経験が生み出したアート」
数々の賞を受賞しているフランク・F・ワタセ・メディアアーツ・センターは、ドキュメンタリーや展示に関連した映像、ライフヒストリーの映像などの制作を通して、JANMのミッションと活動を支えています。当館のドキュメンタリーは、全米各地のフェスティバルや会場で上映されており、JANMの活動を博物館外に広げています。多様なコミュニティーや地域と技術を融合させ、またメディアによる記録と保存、制作と上映などを通して、アメリカの多様性についての認識を促進していくことで、当館のメディアアーツ・センターは国際的な機関としてのJANMの役割を前進させていきます。
より明るく、公正で、我々が誇りに思えるアメリカの未来を形づくるため、どうか皆様のお力をお貸しください。皆様の参加が、歴史の重要な声になります。
さらに詳しく:
お問い合わせ
ご寄付の方法についての詳細は、デベロップメント部門にご連絡ください。
Email:development@janm.org
電話:213.830.5646
ウェブサイト:janm.org/ja/give