即日発表 - 2021年03月25日
プレス連絡先:
Masako Miki - mmiki@janm.org - 213-830-5636
全米日系人博物館は4月16日に再開館いたします。
期間限定で入館料無料(要予約)
全米日系人博物館(JANM)は、4月16日(金)から一般に再開館いたします。入館料は無料ですが、事前予約チケットが必要です。予約なしでのご入館は受け付けておりません。
「JANMは常に、地元のコミュニティや国内外からの訪問者が集い、考え、学び、祝うことのできる活気ある空間であり続けてきました。このたび当館は再開館し、私たちのミッションにとって非常に重要である、物理的なつながりを再構築する準備を整えました。この数週間、アジア系のコミュニティに対する人種差別や暴力の高まりが常に私たちの念頭にあります。とりわけ先週アトランタで起きた忌まわしく悲劇的な殺人事件を受け、心が乱れる困難でつらい日々が続いています。傷を癒し、再生の場としてJANMを提供することは、当館が今、提供できる最も重要な役割の一つだと考えています」(JANM館長兼CEO、アン・バロウズ)。
再開館にあたり、現在、以下の展覧会を開催しています。
- タイジ・テラサキによる現代美術展「トランセンディエンツ:ボーダーのヒーローたち」は、現実に存在するボーダーと目には見えないボーダーの両方で、差別や偏見、不平等に直面する人たちを助け、彼らのために闘うヒーローを紹介する展覧会です。同展は人種や階級の問題から、食のサスティナビリティー、アート、科学的革新、気候変動への適応までさまざまなストーリーを伝える、パンデミック中に作られた織物のアート作品「トランセンディエンツ:COVID-19の100日と医療従事者へのメモリアル」を追加しています。
- 「きのこ雲の下で:広島、長崎と原爆」は、2020年、広島と長崎への原爆投下からの75 周年の節目に、当館が広島市、長崎市と共に開催したものです。
常設展「コモン・グラウンド:コミュニティの心」も開催中です。
新たな開館時間:
- 金曜日、土曜日、日曜日の午前11時〜午後5時(PDT)。
- 最終入館は午後4時です。
- 休館日:月曜日、火曜日、水曜日、木曜日
新たなご来館のルール:
- 入館には日時指定チケットが必要です。予約なしのご入館は受け付けておりません。janm.org/ticketsでご予約ください。
- 2歳以下のお子さんを除き、館内では常時フェイスマスクを着用してください。
- 他の来館者からの十分な距離を空けていただくようお願いします。
- 新型コロナウィルス感染拡大を防ぐため、入館時に非接触体温測定システムで検温させていただきます。
期間限定で入館料を無料としております。4月9日〜11日は当館会員限定の開館日といたします。
当館では、暖房・換気・空調システムのアップグレード、一方通行ルートの設置、清掃頻度の増加、来館者数制限、水飲み場の利用停止(ギャラリー以外ではウォーターボトルからの飲用は可能です)など、来館者と職員全員の安全を守るための新たな手順と手続きを導入しています。詳細はjanm.org/ja/visit/covid-19-rules-and-protocolをご覧ください。
なお、ヒラサキ・ナショナル・リソース・センター(HNRC)、Chado tea roomへのコートヤードからの入口など、館内の一部は引き続き閉鎖しております(ChadoはFirst Street側からご利用いただけます。chadotearoom.comをご覧ください)。
JANMストアの実店舗は引き続き一時閉店していますが、オンラインでのご注文は24時間365日、janmstore.comにて承っております。ご注文やご質問は、フリーダイヤル888.769.5559 にメッセージを残してください。ご注文商品の当館でのお受け取りも可能です。
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1985年の設立以来、JANMは日系アメリカ人の経験を共有することによって、アメリカの民族的および文化的多様性への理解と認識を深めています。ロサンゼルスのダウンタウン、歴史あるリトルトーキョー地区に位置するJANMは、伝統的な博物館のカテゴリーを超えたハイブリッドな施設で、日系アメリカ人の声を伝えるとともに、あらゆる人が自分たちのヘリテージや文化を探求できる場を提供することを目指しています。1992年の一般公開以来、JANMは70展以上の展覧会を開催し、そのうち17展はアメリカのスミソニアン博物館やエリス島移民博物館をはじめ、日本や南米の主要な博物館など世界各地を巡回しました。当館についての詳細はjanm.orgまたはソーシャルメディア@jamuseumをご覧ください。